京都、山寺のパワー
京都盆地は、三方を山に囲まれています。
南側だけが、ゆいいつ開けていて、
そのまま「大阪平野」へと続いてゆきます。
この盆地と山なみの「際」の所に、
数多くの寺院が建ち並んでいます。
西北のはじ、といっても、もう山の中になるのですが、
「高雄」という地名の場所があります。
こちらは、嵐山の北の方になり、
「紅葉」でとても有名な観光スポットです。
その高雄に「神護寺」というお寺があります。
わたしはこのお寺が好きで、交通の便が悪くて
ちょっと行くづらいのですが、たまに足を運んでいます。
神護寺は、山寺の風情を色濃く残す「古刹」です。
本尊は、ちょっと恐ろしい風貌をした「薬師如来さま」です。
また、このお寺では「かわらけ投げ」というアミューズメントが楽しめます。
境内から、谷底に向けて、
素焼きされた小さなお皿を投げるのです。
遠くに飛べば飛ぶほど、「厄」も遠ざかってくれるそうです。
神護寺でわたしが一番好きなのは、
「自然のパワーを感じられる」ことです。
山寺なので、参道には木が生い茂っています。
その「木の根」が、絡み付いた足下を見ると、
「自然のパワー」をまざまざと感じとれます。
毎日何百人もの人達に、踏まれているのに、
木の根はびくともせず、きっと何十年も
そこに立ち続けているんでしょう。
その姿を見ると、とても感動してしまいます。
こういった「自然のパワー」を感じることの出来る
お寺が、もう一カ所あります。
それが「鞍馬寺」です。
こちらは京都の東北の方向になります。
神護寺と同じように、山の中に建っているお寺です。
ここも、観光スポットになっていて、
涼しい気候や「川床料理」を目的に、
夏場にはたくさんの観光客が訪れます。
そんな、鞍馬寺の参道も、
神護寺と同じように、木の根の絡まる
自然な風情の残る、道になっています。
どちらのお寺とも、
「木々のパワー」と、「山の清涼な空気」を身近に感じることの出来る、
素晴らしい「パワースポット」だと思います。
